一度ついてしまった皮下脂肪を落とすのは、並大抵なことではありません。脂肪細胞の数が減るわけではないので、小さいときから太り気味な人は、脂肪細胞そのものの数が多く、ダイエットも本当に大変なのです。
いくらダイエットをがんばっても、なかなか脂肪が減らないと、ふと思うのは、余計な脂肪を吸引してしまいたいということです。脂肪吸引ができれば、いっきにやせることができます。
いま、話題なのが、ベイザー脂肪吸引と呼ばれる吸引法です。ベイザー脂肪吸引とは、「VASER波」と呼ばれる超音波を脂肪にあてます。すると、脂肪細胞が柔らかくなります。脂肪細胞が柔らかくなると、吸引しやすくなるのです。
VASER波で脂肪細胞を柔らかくしたあとは、吸引管で吸い出すだけです。この方法だと、皮下脂肪の90%の除去が可能だといわれています。また、浅い層にある脂肪まで取れるそうです。
脂肪細胞を根こそぎ吸引していくので、ダイエットのように脂肪細胞を小さくしていくのは根本的に違います。
ただ、問題もあります。 皮膚に近い部分の脂肪までよく取れてしまうということは、一見うれしいことのように思うかもしれませんが、そこの脂肪を取り過ぎてしまうと、皮のぶぶんがたるんだり、引きつったり、あるいはその部分が固くなったり、色素沈着してしまったりなど、けっこう美容目的としては、致命的な症状を残してしまう可能性があるのです。
ですから、機会で根こそぎ脂肪を吸引するのではなく、細かな手作業をセットで、慎重に吸引していくことが肝心なんです。この辺が美容外科の先生の腕の見せ所ですね。